自転車について
フランスの自転車事情について私の知るところを少しだけ、まとめてみたいと思います。
基本的にフランスは、歩行者最優先で、自転車は車と同じ扱いのようです。信号は車と同じものに従い、ロータリーは自転車レーンがなければ基本的に車と同じように走る(必要であれば車と同じく、求める出口前までロータリー内側を走ったり)。横断歩道前に歩行者がいる場合は停止しないと道交法でアウトになります。
こういった話を聴き、そして自転車に乗ってみて、
日本のような「軽車両」としてではなくちゃんと「車両」として扱っている
という感想を抱きました。
確かにフランスでは歩行者よりも自転車の事故数・事故による死亡数が多いなど、歩くより危険な移動手段であることは事実です。しかし、それと同時に事故などに対する補償もしっかりしている国なのだな、と感じています。
そして最後に、制度や実情としてでなく、乗ってみた感想として。
フランスはとてもなだらかな土地で、自転車で走りやすく、走っていて気持ち良いです。見晴らしの良い場所・夜景の綺麗な場所など、車では通り過ぎやすくても、自転車なら見つけられるような綺麗な場所がいっぱいありそうです。時間を作って走り回ってみようと思います。