フランス・スイス滞在記

フランス・スイス滞在中の日記です。徒然なるまま書いてますのでお見苦しい点もあるかと思いますが、気に入ったら読んでもらえると嬉しいです。

La Meyrinoise

 思ったより期間が空いてしまいました。「継続は力なり」と言いますし、できるだけ続けて書いていけるといいな、と思います。

 さて今日は、こちら(スイス)でのご飯について。美味しいお店だったので、少し書いてみたくなりました。

 「La Meyrinoise」というお店。こちらの皆さんは「メラノア」と呼んでいるそう。

 一般的なイタリアンレストランですが、テラス席もあってトラムの駅からも近いということで利用しやすいお店らしく、老若男女、多様な国籍の人たちで賑わっていました。かくいう我々もテラス席でビールを一杯。特に客が多いのは金曜なのもあるのかもしれません。

 メニューも豊富で、パスタ・ピザ・リゾットから牛肉料理、添えのサラダなど色々な料理が選べるお店でした。お酒についても種類が多く、大きめのレストラン且つ大衆酒場、といった感じ。

 その中で選んだのは、「Carbonara(カルボナーラ)」と「Cocktail de crevettes(直訳 : 海老のカクテル)」の二つ。Carbonaraは麺が太く、量も多くてお腹にずっしりくる感じ。食べ応えがあって味も濃いめ、非常に満足できました。Cocktail de crevettesは近いもので言えば海老マヨです。甘エビ(に近い種?)をマヨネーズと和え、多少の柑橘類で味をしめた感じの料理で、味は濃いめでしたが、存外に箸(フォーク)が進みます。料理名はカクテルグラスに入って出てきたことからくるのでしょうか。みるみるうちにビールも消えて、充足感が残ります。

 といった感じで非常に満足させていただきました。La MeyrinoiseのサイトとCarbonaraの写真を添えておきます。機会があれば、ぜひ。

business.google.com

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Carbonara

 

 

昇天祭

 今日は祝日について。

 日本にもあるように、フランス・スイスにも国民の祝日が存在します。それらはキリスト関連のものが多く、昨日5/30もそのうちの一つ、昇天祭(Assension day)でした。

 これは復活祭(イースター)と連動した移動祝日の一つで、復活したキリストが天にあげられたことを祝した国民の祝日だそうです。

 そして、こちらでのキリストにまつわる祝日には、ほぼ一切の施設が動きません

 フランスなどEUR圏の国では、普通の土日でもあまりお店を開けない(スーパーは大抵土曜の午前だけ開いている)など、休日に関してはかなりしっかり取る文化なのですが、ことキリスト関連の祝日は本当に一切動いてません。

 私も職場が休みになったので、お昼の材料を買いに出ようとしたら、近所の方に「今日はどこも開いてないよ」と言われてしまい、ちょっと落ち込みました。でも、このような文化の違いも経験できたのは少しよかったかな、と思います。

 次からは気をつけよう...。

ワイン祭

 最近行ってきたワイン祭について。

 正式名称は違うと思うのですが、幾つかのワイナリーが企画して、町ぐるみでワインの試飲会をやっていたので参加してきました。ワイングラスを一つ買って、それを持っていくつかのワイナリーを回りながら試飲して気に入ったのを買う感じのシステムでした。きてた方、すごく多かったです...。でも、行ってよかったです!

 全体として、とても美味しいです。年代物のワインも美味しいと思うのですが、今回出されていた2016 - 2018のワインも赤白問わず香りが良く、さっぱりした味のものが多くて個人的にとても好みでした。特に私は甘いお酒全般が好みなのですが、2つのワイナリーが出していたフルーツワインはともに甘みが強い割にしつこくない後味で、とても気に入ったので購入しました。あとで飲めるのが楽しみです。

 傍の出店で買ったラクレット(+お芋さん&ピクルス)もとても美味しく、満足感たっぷりの試飲会でした。とても良い週末を過ごせて、誘ってくれた方に感謝です。

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美味しいワインが多かった♪良いですね

 

自転車について

 フランスの自転車事情について私の知るところを少しだけ、まとめてみたいと思います。

 基本的にフランスは、歩行者最優先で、自転車は車と同じ扱いのようです。信号は車と同じものに従い、ロータリーは自転車レーンがなければ基本的に車と同じように走る(必要であれば車と同じく、求める出口前までロータリー内側を走ったり)。横断歩道前に歩行者がいる場合は停止しないと道交法でアウトになります。

こういった話を聴き、そして自転車に乗ってみて、

日本のような「軽車両」としてではなくちゃんと「車両」として扱っている

という感想を抱きました。

 確かにフランスでは歩行者よりも自転車の事故数・事故による死亡数が多いなど、歩くより危険な移動手段であることは事実です。しかし、それと同時に事故などに対する補償もしっかりしている国なのだな、と感じています。

 そして最後に、制度や実情としてでなく、乗ってみた感想として。

 フランスはとてもなだらかな土地で、自転車で走りやすく、走っていて気持ち良いです。見晴らしの良い場所・夜景の綺麗な場所など、車では通り過ぎやすくても、自転車なら見つけられるような綺麗な場所がいっぱいありそうです。時間を作って走り回ってみようと思います。

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フランスの山々と広がる牧場

 

始めてみました

仕事の都合でフランス・スイスにとりあえず約1年、出ることになったので、滞在記を始めてみました。

到着したのは2019/05/15で、先達の力も借りながら1週間ほどで生活を落ち着けることができたので、日々の生活で感じたことや食べたもの・やったことなどつらつらと書いていこうと思います。

  • フランスの生活ってどんなもんかな?
  • どんなもの食べて、どんなことして過ごしてるんだろう?

そんなことを考えている人にぼんやりと、その感じを伝えられたらなぁ、と思うております。